
こんにちは!中3の娘と小4の息子の母、momo-mammyです。
毎日大量の洗濯物と格闘している我が家ですが、なんと先日、長年連れ添った縦型洗濯機がついに悲鳴を上げました……。
脱水のたびに「ガタガタガタ!」と、まるで工事現場のような轟音が響き渡るんです。
むすこ: ママ、洗濯機が爆発しそうだよ!逃げたほうがいいんじゃない?
むすめ: 爆発はしないでしょ(笑)でも、脱水が弱いのか服がシワシワで乾きにくいから、そろそろ限界なんじゃない?私の制服のブラウス、アイロンかけるの大変なんだよね。
子どもたちにも心配される始末。
実は結婚当初に買ったもので、もう10年選手。さすがに寿命のようです。
次は憧れの「ドラム式洗濯機」にして、家事の時間を短縮したい!
そう思って意気揚々と家電量販店に行ったのですが……
「ヒートポンプ?」「ウルトラファインバブル?」「スマホ連携?」
メーカーも機能も多すぎて、専門用語のオンパレード。正直チンプンカンプンでした。
しかも、値段は30万円超えが当たり前。
安い買い物ではないので、絶対に失敗したくないですよね。
そこで今回は、家電ブロガーとして活躍されている友人の**サトウさん**に、2025年モデルの最新ドラム式洗濯機について徹底取材してきました!
私のような「洗濯機迷子」の方のために、主婦目線でがっつり質問攻めにしてきましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事はこんな人におすすめ
・ドラム式洗濯機の購入を検討している
・メーカーごとの違いが分からない
・高い買い物なので絶対に失敗したくない
・家事の時間を短縮したいワーママ・パパ
【この記事の著者】 momo-mammy
中3娘・小4息子の母
子どもには勉強より読書をさせたい人
整理収納アドバイザー
2025年ドラム式洗濯機のトレンドは?サトウさんに聞いてみた

まずは、家電ブロガーのサトウさんに、最近のトレンドと基本的な選び方について聞いてみました。
momo: サトウさん、助けてください!洗濯機が壊れそうなんですが、どれを選べばいいか分からなくて。やっぱり「乾燥機能」が一番の違いですか?
サトウさん: momoさん、それは大変ですね!今のドラム式は「乾燥機能の方式」と「メンテナンスの手軽さ」で選ぶのが正解ですよ。特に乾燥方式は電気代と服の傷みに直結します。
サトウさんによると、乾燥方式には大きく分けて3つのタイプがあるそうです。
**1. ヒートポンプ乾燥(パナソニック、東芝、日立の一部など)**
エアコンの除湿と同じ仕組みで、60度前後の低温風で乾かします。
- **メリット:** 電気代が安い、衣類が縮みにくい、痛みにくい。
- **デメリット:** 本体価格が高くなりがち。
**2. ヒーター乾燥(安いモデルや縦型洗濯機に多い)**
ドライヤーのような熱風(80度以上)で乾かします。
- **メリット:** 本体価格が安い。
- **デメリット:** 電気代が高い、衣類が縮みやすい、冷却のために水を使うタイプもある。
**3. ハイブリッド乾燥(シャープなど)**
ヒートポンプとサポートヒーターを組み合わせた方式。
- **メリット:** 省エネかつ、ふんわり仕上がる。
momo: なるほど!今まで「なんとなく乾燥できればいい」と思ってましたが、ヒーター式だとお気に入りの服が縮んじゃうかもしれないんですね。
サトウさん: そうなんです。ファミリー世帯なら、断然「ヒートポンプ」か「ハイブリッド」がおすすめです。初期費用はかかりますが、ランニングコストで元が取れますよ。
ここからは、主要4メーカーの「推しポイント」を深掘りしていきます!
【日立 BD-SX130ML】「らくメンテ」で掃除の常識が変わる!

まず紹介してもらったのは、日立の「ビッグドラム」シリーズ。
momo: 日立といえば「風アイロン」が有名ですよね?シワが伸びるっていう。
サトウさん: もちろん風アイロンも健在ですが、今の目玉は**「らくメンテ」**です。momoさん、乾燥フィルターの掃除って好きですか?
momo: 大っ嫌いです!毎回ホコリを取らなきゃいけないし、サボるとすぐ乾かなくなるし……。娘に頼んでも「手が汚れるからイヤ」って断られるんですよ。
なんと日立の最新機種は、**乾燥フィルターがありません。**
**【ここがすごい!らくメンテの仕組み】**
洗濯から乾燥までのホコリを、次の洗濯の時に水で洗い流して、下にある「大容量糸くずフィルター」にまとめて集めてくれるんです。
私たちは、**1ヶ月に1回、そのゴミをポイっと捨てるだけ。**
momo: ええっ!?毎回やらなくていいんですか?それは革命的……!
**【洗浄力:ナイアガラ洗浄】**
洗浄力についても聞いてみました。
日立は「ナイアガラ洗浄」という技術を使っています。これは、強力な循環ポンプを使って、毎分約80リットルもの大流量の水を衣類にふりかける技術。
サトウさん: 洗剤液を予洗いのように浸透させてから、大流量で洗い流すので、泥汚れや食べこぼしに強いんです。わんぱくな息子さんがいるmomoさん宅にはぴったりですよ。
むすこ: 僕のサッカーのユニフォーム、いつも泥だらけだからママ怒ってるもんね。これなら怒られない?
momo: 機械が洗ってくれるなら怒らないよ(笑)。でも、フィルター掃除が月1回でいいのは本当に魅力的だわ。
【パナソニック NA-LX129DL】おしゃれ着も漂白剤もおまかせ

次は、ドラム式洗濯機のシェアNo.1、パナソニックの「LXシリーズ」です。
サトウさん: パナソニックは「機能の全部入り」です。特に**「トリプル自動投入」**が便利ですよ。
液体洗剤、柔軟剤に加えて、**「おしゃれ着洗剤」または「酸素系漂白剤」**も自動投入できるタンクがついているんです。
momo: わかります!漂白剤って、いちいち測るの面倒なんですよね。たまに手についてヌルヌルするし。
むすめ: ママ、この前柔軟剤と間違えて漂白剤入れそうになってたもんね。自動なら安心だね。
**【洗浄力:スゴ落ち泡洗浄】**
パナソニックの洗浄技術は「泡」にあります。
サトウさん: なぜ「泡」が良いか分かりますか?洗剤を泡立てることで表面積を増やし、繊維の奥まで浸透させるためです。給水と同時に高圧の水流で泡を作り、一気に衣類へ注ぎ込みます。
さらに「温水スゴ落ち泡洗浄」機能を使えば、洗剤液を温めて酵素の力を活性化させ、黄ばみやニオイ菌まで撃退できるとのこと。
momo: 中学生の娘の制服や、主人のワイシャツの襟汚れが気になるので、温水機能は必須かも。
サトウさん: 値段は一番高い傾向にありますが、失敗のない選択肢と言えますね。
【東芝 TW-127XP4】洗浄力最強説!?ウルトラファインバブルの力

続いては、洗浄力に定評がある東芝の「ZABOON(ザブーン)」シリーズ。
サトウさん: momoさん、**「ウルトラファインバブル」**って聞いたことありますか?シャワーヘッドとかで有名ですよね。
momo: あります!すごく小さい泡のことですよね?
**【洗浄力:抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX】**
東芝の洗濯機は、ナノサイズの超微細な泡を発生させます。
- **泡の大きさ:** 繊維の隙間より小さい(0.001mm未満)。
- **仕組み:** 泡が洗剤の洗浄成分(界面活性剤)を吸着して、繊維の奥の奥まで運びます。
サトウさん: これがすごいのは、「いつもの洗濯」で勝手に繊維の奥の汚れを落としてくれることです。時間が経ってから出てくる「黄ばみ」を防ぐ効果が高いんですよ。
さらに、Ag+(銀イオン)抗菌水で洗うので、部屋干しの嫌なニオイも防いでくれます。
momo: 梅雨の時期、タオルがなんとなく臭うのが悩みなんです。あれって菌のせいなんですよね。
むすめ: そうそう!お風呂上がりに顔拭いたとき、タオルが臭いとテンション下がるんだよね。
momo: 娘に言われると一番凹むのよ……。洗浄力と消臭重視なら東芝かしら。
乾燥機能もヒートポンプ式で、大風量でシワを伸ばしながら乾かすので、アイロンいらずだそうです。
【シャープ ES-X12C】デザインだけじゃない!ハイブリッド乾燥の実力

最後は、スタイリッシュなデザインが目を引くシャープ。
momo: シャープの洗濯機って、ガラスドアですごくおしゃれですよね!インテリアにこだわりたい私としては気になります。
むすめ: これカッコいい!スマホみたいにツルツルしてる。これなら洗面所に置いてもいい感じだね。
**【乾燥機能:ハイブリッド乾燥NEXT】**
シャープの最大の特徴は、独自の「ハイブリッド乾燥」です。
サトウさん: 一般的なヒートポンプ乾燥は省エネですが、冬場や厚手の服だと乾きムラが出ることがあるんです。シャープはそこに「サポートヒーター」を加えて、温度と湿度センサーで制御しています。
これにより、パーカーのフードやポケットの中までしっかり乾く上に、省エネ性能も業界トップクラス。
momo: 確かに、ドラム式を使っている友達が「冬はたまに生乾きになる」って言ってました。それを解決しているんですね。
**【お手入れ:乾燥フィルター自動お掃除】**
日立の「フィルターなし」とはアプローチが違いますが、シャープにも「自動お掃除機能」があります。
乾燥が終わるたびに、ブレードがフィルターのホコリを自動でかき集めて、ダストボックスに入れてくれるんです。
サトウさん: momoさんは、溜まったゴミを週に1回くらいポイっと捨てるだけです。
さらに、マイクロ高圧洗浄で繊維の奥の泥汚れを弾き飛ばす機能もあり、息子の泥汚れ対策もバッチリです。
4大メーカードラム式洗濯機 比較まとめ&おすすめの選び方

サトウさんのお話をもとに、各社の特徴を表にまとめてみました。
| メーカー | 機種名(例) | おすすめポイント | こんな人に向いている |
| :--- | :--- | :--- | :--- |
| **日立** | BD-SX130ML | **らくメンテ**
風アイロン | **掃除がとにかく嫌いな人**
アイロンがけを減らしたい人 |
| **パナソニック** | NA-LX129DL | **トリプル自動投入**
温水スゴ落ち泡洗浄 | **多機能・高機能を求める人**
おしゃれ着や漂白剤も自動化したい人 |
| **東芝** | TW-127XP4 | **ウルトラファインバブル**
大風量乾燥 | **洗浄力・消臭重視の人**
部屋干し臭や黄ばみが気になる人 |
| **シャープ** | ES-X12C | **ハイブリッド乾燥**
デザイン性 | **乾燥ムラを許せない人**
デザイン家電が好きな人 |
momo: うーん、どれも良すぎて迷っちゃいますね……。でも、30万円の価値はありますか?
サトウさん: momoさん、こう考えてみてください。
毎日「洗濯物を干す」「取り込む」作業に合計30分かかっているとします。ドラム式になれば、その作業がほぼゼロになります。
**30分 × 365日 = 年間約180時間の時短**です。
momo: 180時間!?それって、丸1週間以上の時間ですよね。そう考えると、30万円で「自分の時間」を買うと思えば安いのかも……。
よくある質問:サトウさんに聞いてみた(Q&A)

最後に、私が気になっていた細かい疑問や、読者の皆さんからよく聞かれそうな質問をサトウさんにぶつけてみました。
Q1. ドラム式って「音がうるさい」イメージがあるんですが、マンションでも大丈夫?
サトウさん: 昔のドラム式は確かにうるさかったですが、最新モデルはかなり進化していますよ。
特に東芝やパナソニックの上位モデルは、振動を吸収するダンパーや、モーターの制御技術が優れています。
目安として「脱水時の音が40dB(デシベル)以下」なら、図書館の中くらいの静けさです。夜に洗濯することが多い共働き家庭なら、静音モード(ナイトコース)がある機種を選ぶと良いでしょう。
Q2. 寿命はどのくらいですか?高いから長く使いたいのですが……。
サトウさん: 一般的には**7年〜10年**と言われています。メーカーの部品保有期間もそのくらいですね。
長持ちさせるコツは、やはり「フィルター掃除」をサボらないこと。ホコリが詰まると乾燥効率が落ち、故障の原因になります。だからこそ、今回紹介したような「自動お掃除」機能付きのモデルは、結果的に長持ちしやすいんですよ。
Q3. 最上位モデルじゃなくて、少し安い「下位モデル」じゃダメですか?
サトウさん: 予算を抑えたい気持ち、わかります!ただ、注意点があります。
下位モデルになると、以下の機能が削られることが多いです。
1. **温水洗浄機能**(黄ばみ落としに重要)
2. **洗剤の自動投入**(一度使うと戻れない便利さ)
3. **スマホ連携**(外出先から操作)
4. **液晶タッチパネル**(ボタン操作になる)
特に「温水洗浄」と「自動投入」は、ドラム式の満足度を大きく左右します。ここが不要なら下位モデルでもOKですが、せっかく買うなら長く満足できる機能を備えたモデルをおすすめしたいですね。
momo: なるほど……。「ケチって後悔」パターンは避けたいですもんね。タッチパネルの方が直感的に操作できるし、子どもたちにお手伝いしてもらうにも分かりやすそう!
さいごに
今回は、家電のプロ・サトウさんに最新ドラム式洗濯機についてたっぷりと教えていただきました。
お話を聞くまでは「どれも一緒でしょ?」と思っていましたが、メーカーごとにこんなに個性があるなんて驚きです。
私の心の中では……
**「ズボラな私には、フィルター掃除がいらない日立がいいかも!」**
という気持ちと、
**「いや、東芝の洗浄力でタオルのニオイともおさらばしたい!」**
という気持ちで揺れ動いています。
むすこ: 僕は泥んこが落ちるやつがいいな!
むすめ: 私はデザインが可愛いシャープか、スマホで操作できるやつがいい!
momo: 家族会議、難航しそうです(笑)。
でも、間違いなく言えるのは、ドラム式洗濯機は**「家事の時間を減らして、家族の笑顔を増やしてくれる魔法の家電」**だということ。
初期投資は大きいですが、毎日うまれる「ゆとり時間」はプライスレスです。
皆さんも、ご家庭のライフスタイルに合った「運命の1台」を見つけてくださいね!
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!