
こんにちは!中学生の娘と小学生の息子を持つmomoです。
最近、歴史に興味が出てきた子どもたち。ある日、こんな会話をしていました。
むすこ: 家康って、「鳴くまで待とう」ってのんびりしてただけじゃないの?狸おやじって言われてるけど、本当はすごいの?
むすめ: 信長や秀吉と違って、最後は家康が勝ったんだから、きっとすごい戦略家だったんだよ。長い間、チャンスを待てるって逆にすごいことだよ。
momo: 確かに!じゃあ、家康がどんな人生を歩んで天下を取ったのか、実際にその場所を巡ってみない?
ということで、今回は家族で巡った徳川家康の「出世街道」ゆかりの地をご紹介します。実際に訪れると、歴史がぐっと身近に感じられますよ。
この記事はこんな人におすすめ
- 歴史好きなお子さんを持つ方
- 次の家族旅行の行き先に悩んでいる方
- 徳川家康について楽しく学びたい方
- 大河ドラマを観て家康に興味を持った方
この記事の著者
**momo-mammy**
中3娘・小4息子の母
子どもには勉強より体験をさせたい人
歴史散策が好きな整理収納アドバイザー
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徳川家康ゆかりの地【出世街道編】

今回は、家康が天下を取るまでの道のり「出世街道」に沿って、特に印象的だったスポットをピックアップしてご紹介します。
1. 岡崎城(愛知県岡崎市)
言わずと知れた、徳川家康生誕の地です。幼少期は人質として今川家や織田家で過ごした家康ですが、ここから彼の長い物語が始まりました。
天守閣からの眺めは最高!家康もこの景色を見ていたのかなと、親子で歴史ロマンに浸れます。
むすこ: ここで生まれたんだね!お城の中って、階段が急で冒険みたいだ!
momo: 産湯に使ったとされる井戸もあって、歴史の息吹を感じられる場所でした。
2. 浜松城(静岡県浜松市)
29歳から45歳までの17年間を過ごしたのが、この浜松城です。武田信玄との「三方ヶ原の戦い」で大敗を喫した苦い経験も、この場所でした。
この城で数々の苦難を乗り越えた経験が、後の天下取りに繋がったことから「出世城」とも呼ばれています。
むすめ: 負けた悔しさを忘れないように絵を描かせたって話、すごいよね。失敗から学ぶ大切さを感じたな。
momo: 若き日の家康の苦労が偲ばれる場所。子どもたちも何か感じ取ってくれたようです。
3. 駿府城公園(静岡県静岡市)
天下統一を果たした後、家康が大御所として晩年を過ごした場所です。現在は公園として整備されていて、市民の憩いの場になっています。
復元された東御門や巽櫓は、見ごたえ抜群。資料館では、家康と駿府の関わりを深く学べます。
むすこ: ここで最後はのんびり暮らしたんだね。お堀には鯉がたくさんいた!
momo: 天守台の発掘調査も進んでいて、これからの発見も楽しみなスポットです。
4. 江戸城跡(東京都千代田区)
現在の皇居が、かつての江戸城です。家康が幕府を開き、ここを拠点に260年以上続く平和な時代を築きました。
広大な敷地を歩いていると、そのスケールの大きさに圧倒されます。歴史の教科書で見た風景が目の前に広がります。
むすめ: 日本の中心がここになったんだね。今の東京の基礎を家康が作ったってことか…すごいスケール。
momo: 都会の真ん中に、こんなにも歴史が息づいていることに感動しました。
5. 日光東照宮(栃木県日光市)
家康が神として祀られている場所。豪華絢爛な社殿は、まさに圧巻の一言です。
「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿や「眠り猫」など、平和への願いが込められた彫刻を見て回るのも楽しいですよ。
むすこ: キラキラしててお城みたい!眠り猫、思ったよりちっちゃくて可愛かった!
むすめ: 一つ一つの彫刻に意味があるのが面白い。平和を願う家康の気持ちが伝わってくるみたい。
momo: 建物も彫刻も、一つ一つが芸術作品。子どもたちの心にも強く残ったようです。
まとめ
徳川家康の人生をゆかりの地でたどる旅は、彼の忍耐強さや先見の明を肌で感じられる素晴らしい体験でした。
むすこ: 家康って、ただ待ってただけじゃなくて、ちゃんと考えてたんだね。僕も見習いたい!
むすめ: 苦労した場所、天下を取った場所…色々な場所を見ることで、一人の人間の人生の重みを感じられた気がする。
単なる観光だけでなく、子どもの学びや成長にも繋がる歴史旅。みなさんも次の週末や長期休みに、徳川家康の足跡を巡る旅に出かけてみてはいかがでしょうか?きっと、あなたの心に残る、素晴らしい体験が待っているはずです。