映画『沈黙の艦隊』評価・感想|原作ファンも納得の傑作?実写化の完成度と見どころを徹底レビュー

映画『沈黙の艦隊』評価・感想|原作ファンも納得の傑作?実写化の完成度と見どころを徹底レビュー

こんにちは!中3娘と小4息子の母、momo-mammyです。

今回は、Amazon Prime Videoで話題の映画『沈黙の艦隊』を家族で観たので、その感想をお届けします。

かわぐちかいじ先生の傑作漫画の実写化。潜水艦という密室での心理戦、そして核兵器という重いテーマ…正直、小学生の息子には難しいかな?と思っていたのですが、意外にも大興奮!

むすこ: 潜水艦の中って、あんなに狭いの?音がしちゃダメとか、かくれんぼみたいでドキドキする!
むすめ: 海江田艦長(大沢たかお)が何を考えているのか分からなくて、怖いくらい迫力があったよ。言葉の一つ一つに重みがあった。
momo: 「平和とは何か」を改めて考えさせられる、親世代にも刺さる重厚な作品でした

この記事は、映画を観るか迷っている方や、観終わって「すごかった…」と余韻に浸っている方に向けて書きました。

**この記事はこんな人におすすめ**

  • 原作漫画『沈黙の艦隊』のファンの方
  • 家族で楽しめる本格的な邦画を探している方
  • 実写版の評価や、原作との違いが気になる方

**【この記事の著者】 momo-mammy**

  • 中3娘・小4息子の母
  • 子どもには勉強より読書をさせたい人
  • 整理収納アドバイザー

映画『沈黙の艦隊』のあらすじ

日本の近海で、海上自衛隊の潜水艦「やまなみ」が沈没する事故が発生。艦長の海江田四郎(大沢たかお)を含む全乗員が死亡したと発表されます。

しかし、実は彼らは生きていました。日米政府が極秘に建造した日本初の原子力潜水艦「シーバット」の乗員として選ばれていたのです。

ところが、海江田は試験航海中に突如として反乱を起こし、核ミサイルを積んだまま逃亡。「シーバット」を独立国家「やまと」と宣言します。

日米政府、そして海江田を追う海上自衛隊のディーゼル潜水艦「たつなみ」。それぞれの思惑が交錯する中、海江田の真の目的とは…?

ここが凄い!本作の3つの見どころと評価

1. 大沢たかおさんの圧倒的な「艦長」感

プロデューサーも務める大沢たかおさんの演技がすごいです。表情をほとんど変えず、低い声で淡々と指示を出す姿は、まさにカリスマ。

むすめ: 瞬きもあんまりしてなくて、人間じゃないみたいだった…(褒め言葉)

2. 潜水艦アクションのリアリティ

VFXと音響効果が素晴らしく、まるで自分も深海にいるような感覚になります。ソナーマンが音を聞き分けるシーンの緊張感はたまりません。

3. 現代にアップデートされたテーマ性

原作は30年以上前の作品ですが、現代の国際情勢に合わせて設定が見直されています。「核の抑止力」や「平和」について、子どもと話し合うきっかけにもなりました。

momo: 難しいテーマですが、エンターテイメントとして楽しめるバランスが絶妙です

正直な感想・少し気になった点

映像も演技も最高レベルで、邦画のクオリティを超えていると感じました。

ただ、一点だけ気になったのは…「ここで終わるの!?」という点です。

原作が長編なので仕方ないのですが、映画は物語の序章という感じで終わります。

むすこ: えー!これから戦うところじゃないの?続きはいつ?

と、息子も消化不良気味でした(笑)。ドラマ版や続編ありきの構成だと理解して観るのがおすすめです。

原作ファンも注目!漫画版との違い

原作ファンの夫いわく、いくつかの変更点があるようです。

  • **時代設定**: 冷戦時代から現代へ変更。
  • **登場人物**: 一部のキャラクターが女性に変更されていたり、新しいキャラが登場したりしています。
  • **展開のスピード**: 映画の尺に収めるため、展開がかなりスピーディーです。

それでも、「沈黙の艦隊」の持つ熱量やメッセージ性は損なわれていないとのこと。

momo: 原作を知らない私や子供たちでも、全く問題なく楽しめましたよ!

原作を一気読みしたい方へ

映画を観終わったあと、続きが気になりすぎて夜も眠れない…という方も多いのではないでしょうか(我が家です)。

そんな「待てない!」という方には、やっぱり原作漫画の一気読みがおすすめです。

ただ、原作は全32巻…。「30冊以上も家に置く場所がないわ」という方(整理収納アドバイザーの私も気になります!)には、こちらの**文庫版**がイチオシです。

**『沈黙の艦隊』文庫版 コミック 全16巻完結セット (講談社漫画文庫)**

このセットの嬉しいポイントは、通常版の32巻分が、なんと**16巻に凝縮されている**ところ。これなら本棚のスペースも半分で済みますし、リビングに置いて家族みんなで回し読みするのにも最適です。

物語の結末まで一気に駆け抜けたい方は、ぜひチェックしてみてください。

momo: 秋の夜長に、親子でどっぷり「潜水艦の世界」に浸ってみるのもいいですね

視聴方法と続編情報

現在はAmazon Prime Videoで独占配信されているほか、続編となるドラマシリーズも配信されています。

映画の続きがそのままドラマで観られるので、週末にまとめて観るのがおすすめですよ!

まとめ

映画『沈黙の艦隊』は、潜水艦アクションの面白さと、深い人間ドラマが融合した傑作でした。

  • 大沢たかおさんの怪演に引き込まれる
  • 映像と音がすごく、映画館レベルの迫力
  • 続きがどうしても気になる作り(笑)

家族でハラハラドキドキしながら、観終わった後は「平和」についてちょっと真面目に語り合える、そんな素敵な時間を過ごせました。

momo: まだ観ていない方は、ぜひこの週末に「やまと」へ乗艦してみてください!