
こんにちは!中学生の娘と小学生の息子がいるmomoです。
最近、ニュースやテレビでよく聞く「AI」。なんだかすごいことができそうだけど、「AIアプリを自分で作ってみたい!」と思っても、プログラミングなんて全く分からないし、専門家じゃないと無理だよね…と諦めていませんか?
むすこ: AIって、僕の宿題を代わりにやってくれるの?
むすめ: そんなわけないでしょ(笑)でも、自分でアプリが作れたら自由研究とかにすごく役立ちそう!
そんな会話をしていた先日、まさに夢のようなツールを見つけてしまいました。それが、今回ご紹介する「**Dify(ディファイ)**」です。
Difyは、プログラミングの知識が全くなくても、まるでパズルを組み立てるみたいに直感的な操作でAIアプリを開発できる画期的なプラットフォームなんです。
この記事では、AI開発なんて初めて…という方でも安心して始められるように、Difyの基本的な知識から具体的な使い方、開発できるアプリの例まで、分かりやすく徹底的に解説します。
momo: 私みたいなPCにそこまで詳しくない主婦でも、本当に簡単に始められました!
この記事を最後まで読めば、あなたもDifyを使って自分だけのAIアプリを作る第一歩を踏み出せるはずです。
この記事はこんな人におすすめ
- AIアプリを自分で作ってみたいけど、プログラミングは苦手な方
- 自分の仕事や趣味、日々の暮らしにAIを活かしてみたい方
- 「Dify」って聞いたことあるけど、何ができるのか詳しく知りたい方
- お子さんの自由研究のテーマを探しているパパママ
【この記事の著者】 momo-mammy
- 中3娘・小4息子の母
- 新しいツールを試すのが好きなミーハー主婦
- 子どもには勉強より「面白い!」を見つける力をつけさせたい人
---
Difyって何?プログラミング不要でAIアプリが作れる魔法のツール

Difyは、専門的なプログラミングのスキルがなくても、高性能なAIアプリを開発できる「ノーコード・ローコードプラットフォーム」と呼ばれるものです。
むすこ: のーこーど?どういう意味?
momo: うんとね、難しい呪文(コード)を唱えなくても、画面の上でブロックをドラッグ&ドロップして線でつなぐだけでAIが作れちゃうってこと!
まるで料理のレシピ通りに材料を揃えて手順を進めるような感覚で、誰でも手軽にAIアプリ開発に挑戦できるのが最大の魅力。エンジニアさんじゃなくても、私たちのような普通の人でも、自分のアイデアを形にできるんです。
momo: 専門家じゃなくてもアイデアを形にできるって、ワクワクしますよね!
最近は、多くの会社が仕事にAIを取り入れたいと考えていますが、開発にはお金も専門家も必要で大変…。でもDifyがあれば、お金をかけずにサクッと試作品を作って、実際に試しながら良くしていくことができるんです。まさに「AIの民主化」を進めるすごいツールとして注目されています。
Difyには、Webブラウザからすぐに使える「クラウド版」と、自分でサーバーに設定する「セルフホスト版」がありますが、初心者の方は面倒な設定が一切いらない**クラウド版**から始めるのが断然おすすめです。無料プランもあるので、リスクなくAIアプリ開発の世界を体験できますよ。
Difyのすごいところ5選!これが人気の秘密

Difyがたくさんの人に支持される理由は、その手軽さだけではありません。AIアプリ開発をパワフルに応援してくれる、たくさんの優れた機能があるんです。ここでは、Difyの代表的な5つのすごいところを一つひとつ見ていきましょう!
1. パズル感覚!ノーコードでの直感的な開発
Difyの最大の特徴は、やっぱりプログラミングコードを1行も書かずにAIアプリを開発できる「ノーコード」であること。やりたいことに対応する「ブロック」を画面に置いて、それらを線で結ぶだけでAIの動きが完成します。自分が作っているアプリの全体の流れが目で見てわかるので、初心者でも迷うことなく、アイデアを形にする創造的な作業に集中できます。
2. AIの「頭脳」を選べる!多様なLLMに対応
AIアプリの賢さを決める「頭脳」の部分を、大規模言語モデル(LLM)と呼びます。Difyは、OpenAI社の有名な「GPT-4o」や、対話が得意な「Claudeシリーズ」など、様々な会社の最新AIモデルを自由に選んで使えるんです。アプリの目的や予算に合わせて「今回はコスパ重視で」「今回は最高性能で」みたいに切り替えられるのが嬉しいポイントです。
3. オリジナルの知識を教え込める「RAG機能」
普通のAIは、一般的なことしか答えられません。でもDifyの「RAG(ラグ)」機能を使えば、AIにオリジナルの教科書を読み込ませることができるんです!会社の資料や商品マニュアル、ウェブサイトの情報などをPDFなどでアップロードするだけで、AIがその内容を学習。その情報をもとに回答してくれる、自分だけの物知りAIが作れます。
むすめ: すごい!じゃあ、私の好きな作家さんの全作品を覚えさせたら、その作家さん風の文章を書いてくれるAIも作れるってこと?
momo: そういうこと!使い方はアイデア次第で無限に広がりそうだね。PTAの資料を全部覚えさせて、質問応答ボットを作るのもいいかも!
4. 面倒な作業を自動化!「ワークフロー」と「AIエージェント」
Difyは、単純なチャットボット作りだけじゃないんです。「ワークフロー」機能を使えば、「この質問が来たらAの回答、あの質問が来たらBの回答」といった複雑な条件分岐や、複数の手順からなる作業を自動化できます。さらに「AIエージェント」を作れば、まるで優秀なアシスタントのように、「競合の新商品を調べて要約して報告して」といった一連のお仕事を自律的にこなしてくれます。
5. すぐに始められる!豊富なテンプレート
「何から手をつけていいか分からない…」という初心者のために、Difyには様々な用途に合わせたアプリの「テンプレート(雛形)」がたくさん用意されています。料理でいう「料理キット」みたいなものですね。自分の目的に近いものを選んで、少しだけ自分流にアレンジするだけで、あっという間に高機能なAIアプリが完成します。まずはテンプレートを色々試してみるのがおすすめです。
【初心者向け】Difyの使い方!アカウント登録からアプリ公開までの6ステップ

ここからは、実際にDifyを使ってAIアプリを作る手順を6つのステップでご紹介します。本当に簡単なので、ぜひ一緒にやってみましょう!
ステップ1:アカウント登録\nまずはDifyの公式サイトでアカウント登録。Googleアカウントで登録するのが一番簡単です。登録が終われば、もう準備OK!
ステップ2:アプリの作り方を選ぶ\n「テンプレートから作成」か「空白から作成」を選びます。初めての方は、断然「**テンプレートから作成**」がおすすめです!
ステップ3:AIモデル(LLM)を設定する\nアプリの「頭脳」になるAIモデルを選びます。無料プランでも高性能なモデルが使えるので、最初は特に設定しなくても大丈夫です。
ステップ4:AIへの指示(プロンプト)と流れ(ワークフロー)を設計する\nここが一番楽しいところ!AIに「あなたはプロの編集者です」のような役割を与え(プロンプト)、処理の流れをブロックをつないで作ります(ワークフロー)。
momo: AIにどういうキャラクターになってほしいか考えるのが、すごくクリエイティブで面白いですよ!
ステップ5:独自データを連携させる(ナレッジ機能)\nもし、オリジナルの情報に基づいた回答をさせたい場合は、ここでPDFなどのファイルをアップロードします。このステップは必要なければ飛ばしてOKです。
ステップ6:テストして公開!\n最後に、作ったアプリがちゃんと動くかテストします。色々な質問をしてみて、問題がなければ「公開」ボタンをクリック!自分だけのアプリの完成です。URLでシェアしたり、自分のブログに埋め込んだりできます。
Difyで何が作れるの?具体的な開発事例3選

アイデア次第で本当に色々なものが作れます。ここでは、すぐに役立ちそうな開発事例を3つご紹介しますね。
事例1:AIチャットボット(顧客対応・社内ヘルプデスク)
ウェブサイトに設置して24時間365日、お客さんの質問に自動で答えてくれるチャットボットが作れます。会社のサポート業務が楽になるのはもちろん、先ほど話したPTAの質問応答ボットや、地域のイベント案内ボットなど、身近なところでも大活躍しそうです。
事例2:テキスト生成アプリ(ブログ記事作成・翻訳)
キーワードを入れるだけでブログ記事の構成案や下書きを自動で作ってくれるアプリは、私のようなブロガーには夢のよう!SNSの投稿文を考えたり、長い文章を要約したりするのもお手の物です。
momo: 実はこの記事の下書き作りも、Difyに少し手伝ってもらいました(笑)文章を考えるのが苦手な人には最高の相棒になりますね。
事例3:AIエージェント(自律型タスク処理)
「毎日、特定のニュースサイトをチェックして、気になる記事を要約して報告する」といったリサーチ業務を全自動でやってくれる、まるで「デジタルの執事」のようなプログラムも作れます。面倒な定型作業はAIにお任せして、私たちはもっと楽しいことや大事なことに時間を使えるようになりますね。
Difyの料金プランと節約のコツ

気になる料金ですが、Difyには誰でも気軽に始められる無料プランがあります。
無料プラン「Sandbox」で十分楽しめる!
初めての方に最適なのが、完全無料の「**Sandbox**」プラン。アプリの作成数に制限はなく、基本的な機能はすべて使えます。AIを動かすための無料クレジットももらえるので、個人が学習したり、簡単なツールを作ったりするには十分すぎるほど!まずはこのプランでDifyの面白さを体験してみるのが一番です。
有料プランはどんな人向け?
もっと本格的にAIアプリをサービスとして運用したい個人開発者さん向けの「Professional」プランや、チームで開発する企業向けの「Team」プランもあります。必要になったらアップグレードを考えればOKです。
コストを抑えるためのヒント\n外部の高性能なAIを使うとお金がかかる場合があります。コストを抑えるには、簡単な作業は無料や安いAIに、ここぞという時だけ高性能なAIにと、賢く使い分けるのがコツです。
もっと知りたい人へ!おすすめの学習法

Difyにハマって、もっと深く知りたくなったら、専門の書籍やオンライン講座で学ぶのもおすすめです。ここではいくつかご紹介します。
おすすめの書籍
- **『【この1冊からはじめる】生成AIアプリ開発入門 Dify 徹底活用ガイド』**: まさにDifyを始めるのにピッタリの一冊です。
- **『LangChain完全入門 生成AIアプリケーション開発がはかどる大規模言語モデルの操り方』**: Difyから一歩進んで、さらに複雑なことに挑戦したい方向けです。
- **『Streamlit入門 Pythonで学ぶデータ可視化&アプリ開発ガイド』**: 少しPythonの知識が必要ですが、もっと本格的な見た目のアプリを作りたい方向けです。
おすすめのオンライン講座
- **Udemy「Difyのトップコース」**: 動画で自分のペースでじっくり学びたい方におすすめ。「Dify」で検索すれば、初心者向けの分かりやすい講座が多数見つかります。自分のペースでじっくり学習を進められます。
- **デジライズ「Dify講座」**: 短期間で集中的に、実際に手を動かしながら学びたい方向けの講座。ハンズオン形式で、実際にアプリを作りながら学べるため、実践的なスキルが身につきます。
まとめ
この記事では、プログラミングの知識がなくてもAIアプリを開発できる革新的なツール「Dify」について、私の体験も交えながらご紹介しました。
むすこ: パズルみたいにAIが作れるなんて、すごい!夏休みの自由研究、これにする!
むすめ: 確かに。ただ調べるだけじゃなくて、「調べるAI」を作るっていうのは面白そう。
これまで「AI開発は専門家だけのもの」と思っていた方も、Difyがあればその高い壁を乗り越えて、自分のアイデアを自由に形にできます。
顧客対応のチャットボットから、日々の面倒な作業を効率化するツール、そして自律的に働くAIアシスタントまで、Difyで実現できる可能性は無限大です。
あなたもまずは無料のSandboxプランに登録して、AIを「使う」側から「作る」側へとステップアップする楽しさを、ぜひ実感してみてください!