
こんにちは!中学生の娘と小学生の息子がいるmomo-mammyです。
最近、小学生の息子が夢中になっている漫画がありまして…。
むすこ: ママ、『ブルーロック』面白いよ!サッカー漫画だけど、ただのサッカーじゃないんだ!
最初は「流行りのサッカー漫画ね」くらいに思っていたのですが、読んでみたらビックリ!「史上最もイカれたサッカー漫画」というキャッチコピーは伊達じゃありませんでした。従来の友情・努力・勝利とは真逆の、「究極の個人主義(エゴイズム)」を掲げた、まさにサバイバルストーリーなんです。
momo: 息子に付き合って読み始めたら、私がハマっちゃいました(笑)
今回は、なぜ『ブルーロック』がこれほどまでに人々を惹きつけるのか、その魅力をネタバレなしで徹底解説します!
この記事はこんな人におすすめ
- とにかく熱い漫画が読みたい人
- 先の読めないサバイバルストーリーが好きな人
- 常識を覆すような斬新な設定の作品に触れたい人
- 個性豊かで魅力的なキャラクターがたくさん出てくる漫画を探している人
【この記事の著者】 momo-mammy
中3娘・小4息子の母
子どもには勉強より読書をさせたい人
親子で漫画やアニメを楽しむのが日課
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『ブルーロック』とは?従来のサッカー漫画を覆す革新的な物語

『ブルーロック』の面白さは、なんといってもその常識破りな設定にあります。これまでのスポーツ漫画の「みんなで力を合わせて勝利を掴む」という王道とは全く違う、真逆の価値観を提示してきます。
物語は、日本サッカーをW杯優勝させるため、コーチの絵心甚八(えご じんぱち)が300人の高校生フォワードを「青い監獄(ブルーロック)」という施設に集めるところから始まります。
むすこ: 絵心さんの言うこと、めっちゃ厳しいけど、なんか正しい気がするんだよなー。「チームワークなんてクソくらえだ」って、学校じゃ絶対言えない!
momo: 言葉は過激だけど、自分の強みで勝ち抜け!っていうメッセージは、大人もドキッとさせられるわよね。
このプロジェクトの恐ろしいルールは、「ブルーロックで敗退した者は、生涯日本代表になる権利を永久に失う」というもの。仲間であるはずの選手たちが、たった一人の英雄になるためにお互いを蹴落とし合う…。この極限状態が、選手たちの内に眠る「エゴ」を覚醒させていくんです。
主人公の潔世一(いさぎ よいち)も、最初はチームのためにプレーする普通の高校生でした。しかし、ブルーロックで自分のゴールで勝つ快感、すなわち「エゴ」に目覚めていく過程が、この物語の大きな魅力です。
究極のサバイバル!デスゲームさながらの過酷な選考内容
『ブルーロック』のもう一つの魅力が、デスゲームのように巧みに設計された選考(セレクション)です。単なるサッカーの試合ではなく、特殊なルール下で選手たちの能力と精神力が試されます。
最初の「入寮テスト」は、なんとボールを使った「オニごっこ」。友情や甘えが一切通用しない、ブルーロックの本質を叩き込まれる最初の儀式です。
むすめ: この選考ルール考えた人、性格悪いよね(笑)。でも、誰が誰を裏切るか分からないから、心理戦が面白い。
momo: そうそう!昨日の敵は今日の友、みたいな展開が少年漫画っぽくて熱いのよね!
一次選考では、チームが負けても、チーム内で一番多くゴールを決めた選手だけは次に進めるというルールが。チームの勝利と個人のゴール、その間で揺れ動く選手たちの葛藤には、思わず引き込まれてしまいます。
さらに二次選考では、試合に勝つと相手チームから選手を一人引き抜ける「奪敵決戦(ライバルリー・バトル)」が始まります。誰と組み、誰を敵に回すのか。戦略的な判断が勝敗を左右する、スリリングな展開が待っています。
全員が主人公級!強烈なエゴを持つ魅力的なキャラクターたち

『ブルーロック』は、とにかくキャラクターが魅力的!誰もが「自分が世界一のストライカーになる」と信じて疑わない、強烈なエゴイスト揃いです。
むすこ: 俺はやっぱり主人公の潔!最初は普通だったのに、どんどん強くなっていくのがカッコいい!あと馬狼も好きだな、「王様(キング)」って感じで!
むすめ: 私は千切くんが好き。足が速くてカッコいいし、過去の怪我を乗り越えて覚醒するところがグッとくる。凪くんの天才っぷりも捨てがたいけど…。
momo: みんな個性が強烈で、それぞれにドラマがあるから箱推ししたくなっちゃう気持ち、わかるわぁ。
主人公の潔世一は、特別な武器を持たない「凡人」から、ピッチ全体を把握する「空間認識能力」という才能を開花させていきます。ライバルたちのすごいプレーを吸収して、自分だけの勝ち方を見つけ出していく姿は、読んでいて最高に気持ちいいです!
魂を揺さぶる名言の数々!『ブルーロック』が伝える強さの哲学

作中には、コーチである絵心甚八を中心に、心に突き刺さる名言がたくさん出てきます。その言葉は、サッカーだけでなく、私たちの日常生活や仕事にも通じるものがあります。
「世界一のストライカーは、世界一のエゴイストでなければならない」
これは作品を象徴する言葉。チームの勝利という結果は、究極的には個人の「俺がやる!」というエゴの集合体によってもたらされる、という彼の哲学が凝縮されています。
「下手糞は下手糞なりに必死こいて考えろ。成功はその思考の先にしかない」
momo: この言葉、耳が痛いけど、本当にそうですよね。才能がないと諦める前に、やれることはたくさんあるんだと気づかされます。
選手たちは、絵心の問いかけによって、常に「どうすれば勝てるのか」を考え続けます。その思考のプロセスこそが、彼らを成長させていくのです。
圧巻の画力とアニメーション!『ブルーロック』の世界に引き込まれる視覚的魅力

『ブルーロック』の熱狂を支えているのが、原作のノ村優介先生による圧倒的な画力です。特に、キャラクターが覚醒する瞬間の「眼」の表現は鳥肌もの!
むすめ: 覚醒した時の、瞳の中にパズルが浮かぶみたいな絵、すごくカッコいいよね。
選手の思考がパズルのピースのように可視化される演出も斬新で、サッカーに詳しくなくても試合の駆け引きが直感的に理解できます。
2022年から放送されたアニメ版も、その魅力をさらにパワーアップさせています。
むすこ: アニメは動きがすごい!試合のシーン、めっちゃ迫力あるよ。声優さんの声もキャラにピッタリ!
momo: あの演出はすごいよね!声優さんの熱演も相まって、試合シーンは思わず息をのんで見ちゃいます。
原作の持つ熱量を、美麗な作画と迫力あるアニメーションで見事に再現しているので、漫画を読んだ方も、これからの方も、ぜひアニメもチェックしてみてください。
まとめ
『ブルーロック』は、単なるサッカー漫画ではなく、「自分だけの武器でどう生き抜くか」を問う、新しい形のサバイバルストーリーです。
最初は息子の付き合いで読み始めたのですが、今ではすっかり親子で次の展開を待ちわびる大ファンになってしまいました。強烈な個性を持つキャラクターたちが、それぞれの「エゴ」をぶつけ合いながら成長していく姿は、大人も子どもも夢中にさせます。
もしあなたが、ありきたりな物語に飽き飽きしているなら、ぜひこの狂気的で美しいサッカーバトルロイヤルを体験してみてください。きっと、あなたの心にも火がつくはずです!