エンジニア育成に悩む全マネージャーへ。書籍『失敗集めてみた』から学ぶチームを強くする教訓

エンジニア育成に悩む全マネージャーへ。書籍『失敗集めてみた』から学ぶチームを強くする教訓

こんにちは!中3の娘と小4の息子がいるmomo-mammyです。

最近、エンジニアのマネージャーをしている夫が、こんな悩みを漏らしていました。

夫: 期待の若手エンジニアがなかなか育たないんだよな…。良かれと思ってやっていることが、どうも裏目に出るみたいで…。

多くの開発現場で、同じような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

そんなときに見つけたのが、この一冊。『エンジニア育成現場の「失敗」集めてみた。』です。42ものリアルな失敗事例を通して、チームをより良くするヒントが満載なんです。

momo: 失敗から学べるなんて、子育てにも通じるものがあるかも!これは読まないと!

エンジニアの専門的な話かと思いきや、人との関わり方や育て方という点で、どんな仕事にも通じる学びがありました。今回はこの本をご紹介しますね。

この記事はこんな人におすすめ

  • 部下や後輩の育成に悩んでいるマネージャーやリーダーの方
  • チームメンバーとのコミュニケーションに課題を感じている方
  • 良かれと思った指導が、なぜかうまくいかないと感じている方
  • これから後輩を指導する立場になる方

【この記事の著者】 momo-mammy

中3娘・小4息子の母

子どもには勉強より読書をさせたい人

整理収納アドバイザー

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42の「失敗あるある」で学ぶ!書籍『エンジニア育成現場の「失敗」集めてみた。』とは?

42の「失敗あるある」で学ぶ!書籍『エンジニア育成現場の「失敗」集めてみた。』とは?

この本は、エンジニアの育成現場で起こりがちな42の「失敗」を、具体的なストーリー形式で紹介してくれる一冊です。

新人研修、OJT、チーム編成、評価、採用といった、エンジニアのキャリアに関わる6つの場面が舞台となっています。

何よりユニークなのが、登場人物が全員「ロボット」だということ。

momo: 登場人物がロボットだから、特定の誰かを責める感じがなくて、客観的に「組織の問題」としてスッと頭に入ってくるのが良かったわ。

著者の実体験に基づいているので、その内容は「リアルすぎる」「うちの職場かと思った」と共感を呼んでいます。現実の職場で試すと大きな損害になりかねない「失敗」を、この本一冊で安全に疑似体験できるのが最大のメリットです。

あなたの職場は大丈夫?よくある5つの「育成の落とし穴」

あなたの職場は大丈夫?よくある5つの「育成の落とし穴」

本書で紹介されている事例の中から、特に「あるある!」と感じてしまいそうな5つの失敗例を、我が家の会話と共にご紹介します。あなたの職場は大丈夫か、チェックしてみてくださいね。

FIFO型業務依頼:優先度なき丸投げが招く悲劇

「FIFO(First-In, First-Out)」とは、先に来たものから順に対応すること。マネージャーがタスクの重要度を考えず、来た順番にメンバーへ丸投げしてしまう状況です。メンバーは常に目の前のタスクに追われ、何が本当に重要なのか考える余裕を失ってしまいます。

むすこ: それ、学校の宿題でよくあるやつだ!先生がいっぱい出すから、どれが大事か分かんなくなっちゃう!
momo: わかる!「これが一番大事だから先にやってね」って教えてもらえると、やる気も出るもんね。仕事の価値を見出せなくなると、大人だって疲弊しちゃうわ。

「アレと同じに作って」:曖昧な指示が生む手戻りの連鎖

「この前のA案件みたいに、アレと同じ感じでよろしく」。経験豊富な人ほど使ってしまいがちな曖昧な指示。良かれと思って言っても、受け取った側は何をどうすればいいか分からず、推測で進めるしかありません。結果、出来上がったものが全然違って、お互いにガッカリ…なんてことに。

むすめ: あー、分かる。「前のテストみたいにやっといて」って言われても、どの範囲をどう勉強すればいいか困る時あるよね。もっと具体的に言ってほしい!
momo: 本当にそう。手戻りほどモチベーションが下がることはないものね。「アレ」とか「ソレ」じゃなくて、ちゃんと言葉で伝える努力って大事。

レガシーシステム担当の憂鬱:モチベーション低下と離職リスク

会社にとって重要な、古くからあるシステムの担当者。新しい技術を学びたい若手をずっとその仕事に固定してしまうと、「このままで自分の将来は大丈夫だろうか…」と不安に。結果、成長できる環境を求めて会社を辞めてしまうという、会社にとっても本人にとっても悲しい結末を招きます。

momo: 誰かがやらないといけない大切な仕事だけど、その人のやる気や将来のキャリアのことも考えてあげないとダメなのね。深いなぁ…

上っ面ホワイト育成:過保護が奪うエンジニアの成長機会

新人が困っていると、すぐに先輩が先回りして答えを教えたり、代わりに作業をやってあげたり…。一見、とても優しい職場に見えますが、これは本人の成長機会を奪う「過保護」な育成です。自分で考えて試行錯誤する経験をしないと、いつまでたっても一人で問題解決できない「指示待ち人間」になってしまいます。

むすこ: 自転車の練習のとき、パパがずっと後ろを持っててくれても、いつまでも乗れるようにならないもんね!
momo: まさにそれ!ちょっとくらい転んだっていいから、自分で立ち上がる経験が成長につながるのよね。子育てと一緒だわ。

マイクロマネジメント:細かすぎる指示が自律性を阻害する

部下の仕事を一から十まで細かく指示し、過度に管理・監督するスタイル。心配な親心からかもしれませんが、これでは部下は「言われたことだけやればいい」と考えるようになり、自分で課題を見つけ、解決する力が育ちません。

むすめ: まさにママが私の勉強に口出しするやつじゃん!「この問題集のP5をやって、次はこれね」って細かく言われると、逆にやる気なくすんだよ。
momo: うっ…耳が痛いわ…。信じて任せる勇気も、育てる側には必要ってことね。反省します…。

失敗から学んで「良いチーム」を作るヒント

失敗から学んで「良いチーム」を作るヒント

この本は、単に「ダメな例」を並べているわけではありません。なぜ失敗したのか、どうすれば防げたのかを考えることで、自分の行動を振り返る「鏡」になってくれます。

momo: チームで輪読会を開いて、「この事例、うちのチームでも似たことない?」って話し合うのもすごく良さそう!

マネージャーだけが悩むのではなく、チーム全体で「失敗から学ぼう」という文化を作ることが、良いチームへの第一歩。失敗は怖いものではなく、成長のための最高の学習機会だと気づかせてくれます。

まとめ:最高のチームを作るための一冊

今回は、書籍『エンジニア育成現場の「失敗」集めてみた。』をご紹介しました。

良かれと思ってやったことが裏目に出てしまう…。そんな悲しいすれ違いは、日々の小さなコミュニケーションのズレから生まれます。この本は、そのズレに気づき、修正するための具体的なヒントを教えてくれます。

夫: この本を読んでから、部下に仕事を頼むときに「なぜこれが必要なのか」っていう背景を伝えるようにしたら、チームの雰囲気が少し良くなった気がするよ。
momo: よかった!エンジニアじゃなくても、人を育てる立場にいるすべての人に読んでほしい、素晴らしい一冊です。

もしあなたがチーム運営や人の育成に少しでも悩んでいるなら、ぜひ手に取ってみてください。きっと、あなたのチームを、そしてあなた自身を成長させる大きな一歩になるはずです。